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Excelsior 1000RC Amp修理

大田区在住、介護タクシーのS様より「真空管アンプではないが、70年代ソリッドステートアンプ修理は可能か?」とのお電話をいただく。

ヤフオク(個人間)で購入し最初は使えていたが、「ブーンというノイズが大きくなり、そのうち焦げ臭さくなり、煙が出始め音が鳴らなくなった。」時間は多少掛かっても大丈夫とのことで御来店をされた。

 

お帰り後に調べていくと電源トランス不良(レア−ショート)の為、トランスの調達をどうするか!?と思ったが、幸いに低圧電源トランス(中古:25V×2/1.5A)が手持ちの中にあったのでこれを使うことにした。既存より容量も大きく余裕もありシャーシーにも丁度納まるので採用した。電源トランス故障は、分圧回路400μF/40Vのリークに因るのが判った。

 

次に、Power/Amp部を調べていくとBias回路(サーモトランジスター)2SC828のリークが有り交換。電解C(100μF/10V・22μF/63V・10μF/10V)も信頼出来ず交換し、AC入力電圧を低めにしPowerトランジスターC-E間電流をチェックしたが、片方が流れ過ぎて熱くなる。トランジスター(差動・プリドライブ・ドライブ)等調べても確信が持てず思考がループ状態の為、回路図を書き出して標準回路と比較していった。再度半田状況確認をし、Powerトランジスターソケットも交換しやっと正常値になってきた。

その後、出力波形〜出力測定をチェック。寄生発振も有り、プリドライブに防止コンデンサーの容量追加をした。

 

電源トランス電圧はAC/100V→115V〜117Vを印加し、50W/8Ωを確認した。(現状:30W強/16Ωスピーカー取り付けの為)

更に、総てのコントロール部をクリーニングし、Vol(AUX/Bass及びAUX/Treble:腐食によりガリ直らず)交換し修理完了となった。

 

最後に、Input/JackにはStreo/Jackが取り付けしてあり、Bass音も出るようになっているが、当時どのような使い方をしていたのかS様と考えたが結論は出なかった!!

Excelsior 1000RC Amp

Excelsior 1000RC
Excelsior 1000RC

 

 

author:Bちゃん, category:Amp, 14:41
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