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Selmer Clavioline 修理

Selmer/Claviolineの名前すら聞いたこともないが、「フランク永井・有楽町で会いましょう」「ベンチャーズ・テルスター」等々で使われているとのことで興味を感じ(どうなるか解らないが、了承を得て)て5月初旬、近県よりT様がご来店。

 

Claviolineは、ネット上に回路らしき図はあったので取り敢えず用意。コネクターが無いのでT様とご相談し、(仮接続ケーブルで)図面とにらめっこしながら慎重に接続していった。<コネクターには、ヒーター×2、高圧×2、信号ライン、バイアス(−)の7箇所・7ピン>間違うと“一貫の終わり”だ。キーボード側とアンプ側のコネクターの整合性を何度も確認した。

99%間違いのないことを確信し、アンプ側の電源を入れ無事に音は出た。<キーボード内には、12AU7 ×6、6BA6×1、Amp側には6V6×2、GE/L63、5Z4(L63以外は総てMullard-Nos管)が取り付けされている。>T様も少し安心をされ家路に向かった。

Selmer Claviorin

その後、真空管は一部を除き全交換し(Nos管はストックとのこと)、アンプ部の電解CやカップリングC・抵抗定数チェック・出力管バイアス測定等し、古くなったPLを直付けし交換。アンプ部の問題は無い様だが、エージング等でさらに様子を見ることにした。

 

次に、コネクター7P組が海外から入りシールドケーブルと一緒に送って来られた。アンプ⇔キーボードの接続ケーブルは2m程の長さとし、シールーケーブル2本と0.75/VCTF4芯をコネクターに接続、結構な太さの為作業時間はかなりかかった。

次に実際に接続し、各部の音をチェック。Vib/Amplitudeが効いたり効かなかったりするので半田補修。18個の on/off スイッチは不安定な為、消毒液でクリーニングしその後紙やすりで軽く接点を磨き、キーボードの接点は 消毒液でクリーニング。(取り外せれば接点を磨くとBest・・・。)

チェック中に白鍵盤が外れ、2個共ボンド補修もした。

 

やっとエージング等も済み、約1ヵ月後にご来店をいただき、全体テストをし引取りとなった。

冒頭の”テルスターの音”も懐かしく響き渡った!!

 

Selmer Claviorin

Selmer Claviorin

Selmer Claviorin

 

author:Bちゃん, category:その他, 19:37
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