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Vox-AC30 6TB 修理

都内のK様より初めてのお電話をいただく。昨年の台風19号により未曽有の被害が出た。その際に、倉庫に膝ぐらいの河川水が押し寄せ水浸しになったそうだ。ドライヤー等で可能な限り乾燥させて2週間程経過後に通電をしたが具合は良くない。

症状としては「電源は入るが、全体をチェック」とのことでお預かりをした。メーカーでは、この手の修理は受付しないとの事だった。

 

まず最初に、基板が泥で汚れているので裏表を可能な限り消毒液でブラシ洗浄し、基板裏側のコーティングをした。さらに、経年変化もありInput/Jack交換〜ポット類は総てワイヤード化し交換。PRE管〜出力管・整流管のチェックをし問題が無いのでエージング・テストをしていった。

時間を掛けて毎日エージングをしていく中で、「ガサガサ音と共に出音が大小。Vibは時々掛からず」。PRE管ソケットの接触が悪く交換した。(それ以外のソケットは充分に洗し様子をみたが)この時点で全交換をした。その後も、エージングしながら様子を伺う状態。(総ての高圧電解C、フェイズカップリングC等々チェックは済み)→やがて、出力トランスの不良により音の大小するのを突き止めた。(大袈裟かもしれないが結構の時間を縛られた感じだったので・・・。)修理代節約の為、手持ちの出力トランス(ECHO/TwinAmp-50用)を取付。インピーダンスは、4Ω用にVoxのスピーカー結線を替えて完成となった。出音の違和感はないが、少しまろやかな感じだった。

Vox-AC30 6TB

Vox-AC30 6TB

Vox-AC30 6TB

最後に、このAC-30以外にAC-15/TwinReverb(リーシュ)/SVT-2PROも依頼もあり修理をしてみたが、電源トランスの不良が殆どで、SVT-2PROとTwinReverbは電源トランス以外に出力トランスの絶縁が悪くなっていて高額の為、修理断念・返却となった。

 

*一度水に浸ったアンプは、メーカーさんの言う通り預からないほうが良いのかもしれないが、今回勉強になったことは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:Bちゃん, category:Amp, 16:10
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