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Ampeg GT-10 修理・改善

大田区から食品関係のお仕事をされているK様よりご依頼有り。

「AC-SW/ON時”バチ音“が出る。Reverbのハウリングと触ると音が大小する。音の深みは良いが、音抜けが欲しい(Trebleが、もう少し効くように)→スピーカー交換したほうが良いか?」との事。この型式は初めて見るアンプだ。K様と一緒に出音のチェック〜イメージの擦り合わせを行なっていった。(スピーカー交換ではお金もかかるし、つまらないのでアンプに手を入れる方向でやってみましょう!)

今までCH/1を使用しCH/2は殆ど使っていなかったようだったが、(後日チェックすると、CH/1がLo/Gain・CH/2はHi-gainで1.6db程高い。)CH/2を使いテストをするとやや期待が持てるが、全体的に音抜けが悪く感じるとの事。この段階でお帰りになった。

その後、早々に図面とにらめっこしながら、改善箇所を検討していった。試行錯誤しトーン回路カップリングTrebleを半分の容量に、Mid抵抗を6.8KΩに変更した。これにより、Treble(Bright)感が増し、Mid/GainもUpし音抜けが出てきた。(個人間の好みも有るので暫定)

更に、基板の半田が全般変色気味なので総て半田補修〜再度一部半田補修した。Reverbのハウリングは色々試したが、改善がみられずReverbユニットを交換の方向で伝え、今回は保留となった。

AC/SWのON-OFF時のノイズは、コンデンサーを取付し直ぐに改善された。

その他Input/Jackは2個今後の為に交換〜エージング。後にご来店、音の確認をしていただき、お引渡しとなった。

Ampeg GT-10

Ampeg GT-10

Ampeg GT-10

後日、恐縮するメールをいただいた。

「早速うちでいろいろと試してみていますが、とてもいいです。チャンネルの
使い分けができるのもとてもいいですし、2チャンネルのクリーンはとてもきれいな
のでスタジオやライブ用の音作りも出来ますし、とても便利なアンプに生まれ変わ
りました。
半田の当てなおしで多少音か硬くなってるのかという感じもありますが、ハイが出る
ようになってこれから使っていくうちにまた変わるのかなという気もします。

また、何かありましたらご連絡させて頂きたいと思っていますが、現状アンプが新品
に戻ったように元気になり、とても満足しています。」

 

 

 

 

author:Bちゃん, category:Amp, 17:45
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Ampeg ベースアンプ B15R 修理

世田谷区在住ミュージシャンのI様からご依頼あり。症状は「音が急に小さくなる〜復活する時もある。7年前楽器店にて中古購入」されたとのこと。

 

お預かりし外観を見ると、気遣いするほど綺麗な個体だ。この機種は、過去に他の方の修理をしたことはあるが、症状までは記憶に無いので一から勉強するつもりで調べていった。

最初に出力管(Ruby/6L6)のバイアス・出力を測定した。音はあまり良くない印象を受けた。バイアスのバランスが少々悪くなってきていて出力も下がっている。さらにエージングをしながら様子を見ている時、音が急に(徐々に)下がる症状を確認した。(不定期な症状を確認出来るのはラッキーだ!!)

 

1本のみPRE管のヒーターが暗くなったり(不定期に明るくなったり)している。回路図があれば判断は早くなるが無い為、マザー基板を取り外し、ヒーター回路パターンをチェックをした。初段・2段目はDC点火になっていることが判り素子の不良交換をした。

交換後、マザー・コントロール・AC/Inlet基板の半田全チェック〜気になる箇所の半田補修をし、総てのVol/Tone/Jackをクリーニングした。その他出力管交換・バイアス調整(バイアス抵抗追加にて)〜PRE管Gainチェック→(JJ/ECC83:2db低下)1本交換。PLホルダーの接触も悪くクリーニングした。出力管交換前は、60W/8Ω程度。グルーブチューブに交換後はしっかりと100W/8Ωを確認し、チャイナ管よりも深みと艶があり格段の出音になりI様と喜びあった!!(大袈裟の表現→本当にそうだった!!)

 

 

近年作られたアンプは、圧倒的にチャイナ管を使用しているのが現実だが、修理時にもチャイナ管を使用とは何故なんだろうと!?と思っている。(ケースバイケースにも因るが、私は喜んで使うことは滅多に無い。)

ロシア管は侮れないと再確認した修理だった!!

 

Ampeg B15R

 

 

 

author:Bちゃん, category:Amp, 15:30
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Ampeg SJ-12T 修理・改善

Ampeg SJ-12T長野県のSさんより、いつでも良いのでとのことでお預かりし2年も経ってしまった。

過去にV4の修理やMarshll/SuperLead100の私物も購入していただいている。

 

「ぶくぶくと、やかんが沸騰するような症状が有り、元気が無くトレモロの効きがおかしい(ノイズが混じる)、EXT・EXTSP‐OUT/Jackの取付け、Tremolo-OFFプラグも取付けて欲しい」とのこと。

 

お預かりした直後は、症状ごとに部品をチェックし交換・エージングをし次の症状を確認し修理をしていった。この方法では、多大な時間が掛かりすぎて一向に修理が捗らず。手法を変えて、一気に攻めることにした。電源トランス以外の基板・出力トランス等総て取り外し修理した方が、結果、早く仕上がるように感じた。

接続部分のハーネスが弱く折れてしまう可能性があり、ハーネスと基板の半田部分が少なく(小さく)パターンも壊してしまう(何箇所かパターンを修正)。次に狙いをつけている箇所には、部品が入れ替え可能なガイドピンを取付けし、音質の変化に対応出来るようにした。ポット5個は分解しカーボンをクリーニング、信号ラインに関係するカーボン皮膜抵抗は総て交換し、電解C等も総て交換した。Midの効きが強い為、Tone部のカップリングCを変更し抑えた。(下は暫定時の画像です。)

Bright/SWを取付けて欲しいとの事で、強ON−Normal−弱ONの3段階にした。出力管は、ボン音が出る為交換。バイアス端子も取付けし直ぐに測定・調整が出来るようにした。完了後、ご来店にて音の確認をしていただき持ち帰りとなった。数日後、手持ちのスピーカーVintage30に交換し、レコーディングでも使えるとの嬉しいご連絡があった。
 

Ampeg SJ-12T

 

私の結論として、このアンプは修理しづらいので要注意だ!

                                       

 

author:Bちゃん, category:Amp, 15:00
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Ampeg B115修理
ジャズ界を代表するS氏より依頼有り。
「両CHとも音が出ない」との事で大学のJazz研の後輩とご来店。

Jazz研に寄付するので極力安くとのことだったが、調べていくと、PRE段IC:RC4739DBが不良の為2個必要。
以前にもPolytone minibrute/Old修理時にも
パーツを海外から1回目に5個、2回目に10個とったが動作不良の為全て返却となった経緯がある。
他に代理会社を通し見積もってもらったが1万円近い/単価だったので、パーツの選定もしながら代用品を使うことに決めた。

脚の位置が違うので、基板のパターンは手直しとなります。

音は少し硬くなったように感じるが、S氏からも余り拘らなくて良いとの了承を得て完了となった。

修理最後のオチは、スピカーをAltecに交換の際、口径が合わず5mmカットし取り付けとなった!!

じぇじぇー。

 
author:Bちゃん, category:Amp, 16:00
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Ampeg V-4 バイアス端子取り付け
本日、オーバーホールも済み、バイアス端子・バイアスボリウムを取り付けしました。田舎にお住まいの為、ご自分でバイアス電流を調整・チェックしたいとのこと。
出力管の状況が簡単に測定、安心して使用出来るのではと思います。

取り付け位置は出力管のソケットに近すぎてシャシー加工・ナットの締め付け等しづらく、もう少し下の位置が良かったようにも思います。

(1Ω/3Wの抵抗を4個取り付けしカソード電流を測定しています。バイアスVolは、EXT/Amp‐Jackを取り外し取り付けしました。)

 
author:Bちゃん, category:Amp, 14:27
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